首都高バトル (2025/Steam) の車両の話

2025-11-02

首都高バトル(2025年に正式リリースされたSteam版のこと。以下同)の全車両を試したので、ざっとよかった車両を挙げる。

ただ、本作の車両評価は結構難しい。

まず第一に、進行状況の問題がある。 進行状況、つまりはパークのアンロック状況ごとに最適車両はある程度決まってくるのと、ステージの更新でパークのアンロックが進むと車両性能が大きく更新されてしまうため、ステージ終盤に出てくるカスタムカーは出番がなかったりする。 また、非常に素性が良いがそれ以降のステージでは出番がない、というような車両もあり、このようなことから「攻略上実用的」というのはだいぶ決まりきってしまい、なおかつ攻略スタイル(パークをカジュアルモードにするかどうか、BP/CP稼ぎをどの程度するか等)に強く依存する。

さらに、接触を回避するスタイルか、それとも接触前提かでもかなり話が変わる。

ここにエンジンスワップという要素が入り、セッティングもあるため、厳密な検証をするにはあまりにもパターンが膨大になる。 また、速さはタイムトライアルで比べられそうにも思うが、このゲームのタイムトライアルはアザーカーの配置に非常に大きく左右されるためあまり参考にならない。

ついでに言うと、BPやCPの重さをどう評価するかも人次第なので、そこらへんを気にする人は私の主観だと思ってもらって良い。

名前に👍️がついている車両は私のお気に入りである。

なお、こんな記事を書くとハマってそうに見えるかもしれないけど、私はこのゲームは令和のゲームとしてあるまじきクオリティだと思っていて、おすすめはしない。

CUSTOM車両

MR. KAWAGOE 👍️

坪井翔一選手をオマージュしたものと思われるキャラクターの車両で、他の車両とは次元の違うバイナルになっている。

400km/h以上出るスープラで、安定性も高め。とにかく総合的に性能が高い。 湾岸で戦うことになる車両だけれど、旋回性も良いためC1もいける。 というか、C1では最速クラスの車両で、直線勝負になるごく一部のライバル以外はこの車両で余裕をもって撃破できる。

川越のハンサムとの対戦はステージ4以降、ライバルを380人撃破することで対戦可能になる。 この条件自体はステージ4中に満たすことができるが、川越のハンサムは非常に速いのでステージ4中に撃破することはほぼ不可能である。

クリアまで使える車両なので、ステージ5の早い時期に獲得したい。

CHIHAYA CUSTOM 👍️

コラボDLCで追加されたホロライブの人(神速なる幌馬車の御者)のカスタムカー。

どういう扱いになるのかなと思っていたのだけど、絶妙なものになっていた。 まず、神速なる幌馬車の御者自体はステージ2の最初から登場し、これに勝つことでCHIHAYA CUSTOMを購入可能になる。

神速なる幌馬車の御者はLv.18とLv.26の2通りいて、Lv.18のほうを撃破すれば良い。 これは、ステージ2のパークで解放可能なチューンを施した初期車両で勝つことも不可能ではないが、結構きつい。 さらに、購入には45,000,000CPが必要であり、ステージ2でのCP稼ぎとしてはかなり重い。

性能自体はステージ2では最速クラスで、ステージ2の最初で入手できればかなり楽に進められるが、ステージ3で戦えるほどではない。 だから入手するならできるだけステージ2の早い時期、ということになるのだけど、ステージ2の早い時期に入手するのは大変。

つまりは、「有意義な性能をしているけど活用するには大変な思いをする」という調整になっている。

車両はステージ2では無双に近い速さをしているが、ステージ2終盤から入手可能なGROOMY ANGELよりは明らかに遅い。 だが、Lv.21 ユウウツな天使戦は十分やれる性能ではある。つまりは完全にステージ2用車両。

速さはほどほどで、MIDNIGHT CINDERELLAよりも明確に速く、しかしステージ3では戦えない程度。 だが操作性は非常に素晴らしい。 個人的には本作で一番好きな車両だ。そんなに集中しなくても走らせやすい速さとハンドリングで、流すのにとても良い。

神速なる幌馬車の御者(Lv.18)戦は初期車両でやる場合、接触を避けようとするという性質を利用してひたすら妨害&ブロックである。 最初の直線の左車線にアザーカーがいないと厳しい。10mくらい先行されると急加速するので、絶対に抜かせない方向でやるしかない。 これがやれるならRX-8でステージ2を終わらせるほうが楽、という感じはする。

ちなみに、Lv.26版はなんと835psもある。間違いなくRX-8最速。 もしこの車両が出ていればMR. KAWAGOE並の車両になっていたと思われ、こちらも収録してほしかった感がある。

GROOMY ANGEL

ステージ2の超強敵、ユウウツな天使の車両。解禁にはLv.21の再戦のほうを勝たないといけない。

ステージ2の中では最速で、アーリーアクセス中はステージ2までしかなかったため、ド定番になっていたけれど、正式リリース後は意外と微妙。 というのも、ユウウツな天使の再戦はステージ2の中では圧倒的に難しい上に、別に勝たなくてもステージ3に進める。 ステージ3では最速級の車両なのでステージ2で解禁、ステージ3をGROOMY ANGELで戦うというのが安定の流れだけれど、バトルでは加速力に優れるPLAMOSのほうがやや有利で、湾岸でブロックしながら走れば良いという意味でPLAMOSのほうが解禁しやすく、GROOMY ANGEL一択というわけではない。

旋回力に優れコーナーリングも良いが、エンジンはやたらとピーキーで加速勝負をしようとするとシフトアップタイミングが結構難しい。

PLAMOS

ステージ3の過剰枠、HASEGAWA’S ANGELSの中堅キャラクターモデルの舞依の車両。 POLARIS風のGT-Rだけど、永遠のポラリスの車両はR33、こちらはR32。

447psという値は結構控えめに見えるけれど、過剰枠の速さをそのまま持ってきているので非常に速い。 コーナーリングではGROOMY ANGELのほうが上だけれど、加速力があるのでこっちのほうが勝ちやすい。 開示制限をしている場合はGROOMY ANGELかPLAMOSのどちらかでステージ3は戦いたい。

リーダーのスケールモデルの亜依はPLAMOSでないと勝てないレベルで速いが、その車両のMIDNIGHT PLAMOは加速がだいぶもっさりしている。 何か設定ミスをしているのだろうか。 このため、ステージ3を戦う車両としてはPLAMOSのほうが良い。

湾岸で戦うことになるので、ブロックしていれば勝てる。

SILVER NOBLEMAN

520psのRX-7。

操作性がトップクラスに良く、安定している。 CHIHAYA CUSTOMに似ているけど、もっと速い。

ただ、登場が遅い。最終盤。 白銀の貴公子とも最終攻略可能な車両で戦うと思われ、今更こんな性能の車両が出てきても出番はない。 NEW GAME+では活躍できる、程度。

CRIMSON DEVIL

変な形をしたWRX。ステージ4の終盤で戦う紅の悪魔の車両。

まんまVABの市販車をパワー、ハンドリングともに向上させたような性能で、ハンドリングが大変良い。 が、スバル車全体としてパワーの値の割にだいぶ非力な設定がされており、あんまり速くない。 ステージ4の最初から使えたら違うのだろうけれど、ステージ4の車両としてもあまり速くなく、出番はない。 が、ハンドリングは良い。惜しい。あと見た目が残念なのも⋯⋯

速さだけで言えばWAILING PLUTOのほうが上。

THE BASTARD 👍️

ステージ5で戦うスネークアイズの車両。ワイドボディ化されたGRスープラ。

ライバルとして出てきたときはあまり速くない上に事故りやすく印象が薄いのだけれど、車両は意外にもハンドリング重視でかなり乗りやすい。 雰囲気としては市販車のGRスープラに非常に良く似ている。 市販GRスープラはエンジンスワップでかなりやれるし、ステージ5の終盤になってこの性能では出番は全くないのだけど、走らせて楽しい車両として私はとても気に入っている。

REVANGE EYES

ステージ6のボス、リベンジアイズの車両。 80スープラのカスタムカーでは最強の車両で、1000ps越え。

速さの割には扱いやすく、市販80スープラよりハンドリングが良い。 ただし、Z34やGRスープラほどはよくない。

全体を通しての最速候補。直線はさすがにUNRIVALED EMPERORのほうが速いけれど、普通に走らせる分には最速だと思う。 加速力もあるのでバトルにも強い。

ステージ6最終盤の車両なのでさすがに出番はなさそうだけど、GT-RとMR. KAWAGOEみたいな組み合わせで進めていた場合、???戦の切り札として投入することも考えられる。

通常車両

Lexus LC500 S Package 👍️

LC500を私は本作市販車最強としたい。

このゲームではエンジンを載せ替えてもミッション段数は変化せず、LC500は最多の10速になっている。 実車も10速AT。

そして、車両は非常に安定していて、なおかつ旋回力も高い。 エンジンを載せ替えなくても800psくらいあって戦えるのだけど、N式V6にすれば軽くなった上に1100psになるのでさらに速くなる。 LFAよりもミスしづらく、かなり勝ちやすい。

あと10速ある関係で、M式REでも速い。 ちょっと忙しいので、N式V6のほうが環状でも勝ちやすいと思う。

最強なのはエンジンスワップありきだけど、エンジンスワップなしでも環状をLC500で最後まで戦うことは可能。 開示制限つきのステージ4を戦う車両としても選べる。

ただ重量が重く、加速力というハンデがある。エンジンスワップなしだとステージ4以降のそれぞれで最速級の車両よりは一歩劣る。 エンジン重量が非常に重く設定されているため、エンジンスワップをするとこのハンデも消滅、最速クラスの車両になる。

NSX Type S

LC500と並ぶ最強候補の一台。 実車で考えると本作に収録されている中で最強の車両と言っていいと思う。

実車はシステム出力610psのハイブリッドだけど、本作では特にそれを反映した挙動にはなっておらず、立ち上がりのパワーデリバリーに特徴はない。

ただ、かなりバランスの良い車両で、GT-RやLFAと比べると旋回しやすい。 ノーマルエンジンがパワー控えめなので、ノーマルで使うとパっとしないように感じるけれど、M式REやN式V6にするとかなり輝く。 REだと旋回性が神ってて、GT-RエンジンはLC500同様速さと扱いやすさを両立できる。

8速あるのでピーキーな両エンジンを活用しやすいのもポイント。

称号の関係でType Sじゃないほうだけを入手してる人も多いと思うけど、実は結構違う。 旋回時の安定性が大きく向上していて、

なお、NSX Type Sを使うPRINCE/PRINCESSは安定性も旋回性もいまいち、NSXのTHE LEGENDも旋回性はいまいちなので、市販車のほうがいい。

NISSAN GT-R Premium edition (’17)

エンジン大活躍の車両だけど、そのエンジンを最初から載せているということで、エンジンスワップを(主にBP的な理由で)避けたいのなら終盤の湾岸で唯一の選択肢になる。

また、そもそもの話として最高速を目指す場合この車両以外は選択肢にならない。 というのも、エンジンや重量といった問題とは別に車両によって速度がどの程度で頭打ちになるかというのが設定されているようでLFAのほうが大幅に軽量であるにも関わらずLFAの最高速度は500km/h程度にとどまり、対してGT-Rであれば550km/h以上を出すことができるようになっている。 AWD有利という設定だとしてもNSXで到達できるはずだが、そうはなっていない。

GT-Rを万能にするのを避けたかったのか、結構曲がりにくくて環状には適さない。 ノーマル最強3車種が、NSXがバランスが良いけど湾岸では厳しい、LFAが全体的にいけるけどピーキー、みたいな感じになっている。 私は1周目からエンジンスワップありで攻略してしまったのでノーマルで戦うこと自体なかったけれど、おそらく湾岸はGT-Rで、環状は別車両で戦うことを想定しているのだと思われる。

ところで、Lexusの3車種とGT-R、そしてZN6 86だけが、なぜかメーカー名が入る。

RX-8 Type S

ド定番として知られている車両。 早い段階で手に入り、乗りやすく、かなり性能が良く、伸びしろもあり、価格も安い。

RX-8がここまで優遇されているゲームは他にないと思う。 ひとりのRX-8オーナーとして嬉しい限り。

ノーマルエンジンのパワーが480psどまりなので開示制限なしでもステージ3以降が厳しいけれど、エンジンスワップで終盤まで戦える性能をしている。 とはいえ、特に愛着がなければ、ステージ2の相棒になると思われる。

SUPRA RZ

(NA2) NSXや(R34) GT-Rよりも出力が高めに設定されており、高性能な設定。パークでも下のほうにある。

割と落ち着いたハンドリングで、エンジンスワップしてもしっかり走れる。 エンジンスワップ込みの速さ自体はトップクラス。ただし、エンジンスワップした場合は旋回力が不足気味なので速いけどハンドリングはあまり良くないという程度になる。 2台目で狙えるのであれば相当有力な車両で、最後まで戦えるが、最後は別の車両を選んだほうが戦いやすいとは思う。

ライバルとなるのはZ34/RZ34のZ。特にZ34とはノーマルエンジンの速さも近い。 ただ、あちらはZ34が必要BP 212、RZ34が299と重く、スープラのほうが入手しやすい。 最終的な速さもスープラのほうが上。 ただ、ハンドリングの素性はZ34のほうが扱いやすい、どちらをとるかというところになる。

FAIRLADY Z Version ST (Z34) 👍️

RZ34ではなくZ34のほう。 RZ34はパワーがあってエンジンスワップなしでもある程度戦えるけれど、Z34のほうはそうでもない。 アーリーアクセスでは最もパワーがある車両として活躍したけれど、正式リリースでは開示制限ありでの解禁がステージ3になってしまった。 そして、ステージ3はGROOMY ANGELかPLAMOSで戦うことになるから市販車に出番がない。

そのかわり、アーリーアクセスのときよりもハンドリングがよくなった。 ライバルのスープラと比べて落ち着いてよく曲がるハンドリングという強みを獲得。RZ34は速いけれどやや荒いハンドリングなので、差別化もできている。

が、ステージ3では市販車そのものが割と微妙。ステージ4ではよりパワーのあるRZ34が解禁され、LC500とFL5という強力なライバルも追加されることから出番は基本的にない。 ステージ4でも市販車では比較的速いほうなのだけど、ステージ4は加速力への要求が厳しくZ34だとだいぶがんばる必要がある。 だから開示制限ありでは出番がない。

でも、曲がりやすくて落ち着いたハンドリングはとても魅力的。 エンジンスワップありならRZ34よりも速いかも。

BRZ S

2代目BRZ/GR86は解禁がステージ2と遅く、しかも非力なので開示制限ありだと出番は全くない。 S2000はまだステージ2でやれるほうなんだけれども⋯⋯

開示制限なしなら活躍するかというとそんなこともないのだけど、FR勢の中で非常に落ち着いたハンドリングであるというのは魅力のひとつ。 GRスープラやZ34も割と操作性は良いけれど、ハンドリングに安定性を求めたい人にはBRZ/GR86は魅力的な選択肢。

ただ、エンジンスワップしても速さは控えめ。安定しているけれどコーナーリングスピードが上げにくいのがネック。 速さを求めるには向かないけど、走りやすい車両ではある。

RX-7 Type RZ

結構優遇されている車両。 ハンドリングはややシビアだけど俊敏で、軽量なので加速力もある。 スピード指標がだいぶ高めなのから察せられる通り、結構速い。

ただ、開示制限ありだと出番がない。 解禁がステージ3で、Z34同様カスタムカーの強いステージ3では出番がなく、ステージ4ではパワー的に戦えない。 かなり速いのだけど、その片鱗を見せることなくゲームが終わってしまう。

しかし開示制限なしならステージ4まで優秀な1台として活躍してくれる。

GR SUPRA RZ 👍️

80スープラはアンダー気味で速いけどハンドリングがシビアという車両になっているけれど、GRスープラは非常に落ち着いたハンドリングで乗りやすい。 キャラクターとしてはZ34に似ているけれど、もう少し旋回力がある。

開示制限ありの場合の解禁はステージ5で、出番は皆無。 エンジンスワップなしの場合はより高性能なTHE BASTARDがあるためなおさら市販車に出番はない。 さらに速さを求める場合も圧倒的に速いMR. KAWAGOEがあるので市販車の出番はやっぱりない。

けれど、エンジンスワップありの場合はトップクラスに速い車両になるため、実は隠れた優秀な車両。

車重とエンジン重量

本作では各車両にエンジンの重量が設定されており、エンジンスワップ対象のエンジンにもエンジンの重量が設定されているため、エンジンスワップしたときに軽くなったり重くなったりする。

Lexus車両は車重が重いが、総じてエンジン重量がかなり重く設定されているため、エンジンスワップするとかなり軽くなる。 対して、SUBARU車両はエンジン重量が軽く設定されており、軽量なM式REを搭載しても車重は重くなる。

ただし、車重はコーナーリング性能に反映されるわけではなく、どうも車両とエンジンの組み合わせでハンドリングが決まるらしい。 LFAはM式REを搭載するとナイトロ抜きで897kgと超軽量になるが、ハンドリングはあまりよくない。こうしたことから、重量はあまり意味のある指標ではなく、しかし重いL式V10はハンドリングを大幅に悪化させるため使い道がない。 一応、加速力には影響があるようだけど、こちらも必ずしもという感じ。

LFA問題

本作に収録されている中で、NSX, GT-R, LFAは突出して高性能な車両であり、LFAは年式的にはやや古いが量産を無視したものになっている関係でGT-RやNSXと比べてもだいぶ性能に偏った作りをしたスーパーカーである。

普通に考えてLFAは相当な性能になるはずだが、そうはなっていない。 むしろ、非常に不遇である。

前述のようにLFAはM式REを搭載すると重量は897kgと超軽量になる。 だが、本作は重量をコーナーリングにも最高速にも、加速にもあまり反映しない。 897kgで835psというクルマはとんでもない速さになるはずだが、実際は大して速くない。1100ps/1500kgのほうが圧倒的に速いという仕様だ。

最高速に関しては500km/hをちょっと越えるあたりが限界。 しかし、GT-Rなら500km/hは簡単に越えられる。

また、エンジンが重いという仕様のせいで、L式V10はほとんど出番がない。 なにせ、最終的にはN式V6よりも300kgくらい重い。 加速は優れているがコーナーリングにはかなりのマイナスを与えるようになっている。また、このエンジンを積むと車両の挙動が安定しなくなる。 さらに上も伸びないので最高速も出ない。本当に出番がない。

LFAは旋回性能もかなり控えめで安定感も乏しい。 なんでこんなふうになってしまったのかというくらい、このゲームの悪いところを詰め込んだ仕様になっている。

計測してみる

前述の通りアザーカーの影響が大きく、ほとんど参考にならないが、実際に走らせて試したもの。 特に有力そうなものだけ計測した。

バトルで使用しているものはタイムアタック用にセットアップしたりはしていないので、その意味でも軽い参考程度にとどめてほしい。

ノーマルカーはナイトロ不使用。タイム差のブレがさらに大きくなるため。 ただし、Stage3 ナイトロを装備した状態で計測した。

車種 銀座 江戸橋 解放BP 解放ステージ
RX-8 Type S 41:88 42:91 37 2
RX-8 Type S (M式RE) 35:62 38:09 3037 6
RX-8 Type S (N式V6) 33:48 36:08 3037 6
RX-7 Type RZ (M式RE) 34:57 37:58 3159 6
BRZ S 41:37 42:80 58 2
GR86 RZ (M式RE) 36:76 38:19 3058 6
WRX STI Type S 40:19 41:49 219 3
WRX STI Type S (M式RE) 37:69 40:66 3219 6
LANCER GSR EVOLUTION V 39:37 41:01 56 3
LANCER EVOLUTION FINAL EDITION 40:69 41:37 122 3
SUPRA RZ 38:67 39:98 122 3
SUPRA RZ (M式RE) 34:39 36:50 3122 6
SUPRA RZ (N式V6) 33:08 35:70 3122 6
GR SUPRA RZ 36:45 38:50 221 5
GR SUPRA RZ (M式RE) 35:26 37:86 3221 6
GR SUPRA RZ (N式V6) 32:30 35:96 3221 6
BOMEX Racing GT CONCEPT V001 39:07 41:09 - 5
S2000 (M式RE) 37:25 38:78 80 2
NSX-R 37:79 39:68 167 4
NSX-R (M式RE) 36:10 37:73 3167 6
NSX Type-S (N式V6) 34:49 37:16 3276 6
FAIRLADY Z Version R TwinTurbo 2by2 40:35 42:50 70 3
FAIRLADY Z Version R TwinTurbo 2by2 (M式RE) 36:44 37:07 3070 6
FAIRLADY Z Version ST (Z34) 38:55 40:66 212 3
FAIRLADY Z Version ST (Z34) (M式RE) 35:28 37:58 3212 6
FAIRLADY Z Version ST (RZ34) 36:86 38:79 299 4
FAIRLADY Z Version ST (RZ34) (M式RE) 35:38 38:20 3299 6
SKYLINE GT-R V-spec II 41:35 42:52 212 3
SKYLINE GT-R V-spec II (H式V6) 39:56 40:61 3212 6
NISSAN GT-R Premium edition T-spec 33:77 - 321 5
LC500 S package 38:85 40:97 87 4
LC500 S package (M式RE) 36:26 37:47 3087 6
LC500 S package (N式V6) 34:24 36:83 3087 6
LFA (M式RE) 35:40 37:38 3294 6
CHIHAYA CUSTOM 42:19 44:52 - 2
MIDNIGHT CINDERELLA 44:55 47:57 - 2
GROOMY ANGEL 38:73 40:64 - 2
PLAMOS 38:63 41:11 - 3
MIDNIGHT PLAMO 39:63 41:79 - 3
MR. KAWAGOE 34:93 37:09 - 4
Record:X 36:30 36:81 - 6
WHITE CHARISMA 37:15 39:76 - 6
SILVER NOBLEMAN 36:46 39:52 - 6
FLOWER TARO 37:47 40:13 - 6
REX EX MACHINA 38:58 39:25 - 5
CRIMSON DEVIL 39:73 41:60 - 4
WAILING PLUTO 38:79 39:81 - 6
ETERNAL PORALIS 38:55 39:76 - 5
CYBER LFA 34:24 35:82 - 6
THE BASTARD 38:61 40:05 - 5
THE LEGEND 36:86 38:31 - 5
REVANGE EYES 31:91 34:85 - 6
UNRIVALED EMPEROR 33:01 36:47 - 6
UNKNOWN 35:83 40:66 - 6

明らかに速いのはスープラとRX-8、次いでLC500。 ただ、実際やってみるとかなり違う。 LC500は非常に安定しているので走りやすく、邪魔な位置にアザーカーがいても回避自体はしやすい。 スープラはそれと比べると神経質で自由度が低く、扱いにくい。RX-8に至ってはタイムを出そうとすると壁にぶつかりながら走るしかない感じになる。

やってみて分かったこと:

  • BRZ SとGR86は恐らく違いがない
  • DEMOKIT CARは見た目だけの違いで性能はいっしょ
  • NSX (NA2) はノーマルだと非常に良く曲がるものの、エンジンスワップするとかなり旋回性が悪くなる
  • 逆にZはノーマルだとハンドリングが重いが、エンジンスワップすると機敏になる
  • GT-R (R35)は速そうに見えるが、きわめて不安定でタイムを出すのが大変。30回ほどトライして江戸橋はタイムを出すことができず断念した
  • CYBER LFA, UNRIVALED EMPEROR, UNKNWONなども接触せずに計測することが困難だった
  • 金曜日はアザーカーがとても多い (2倍?) のでまともに計測できない

攻略

この攻略セクションは「開示制限Challange、かつBP/CP稼ぎをして有利に進めたい」という人向けの内容。 ちょっと矛盾しているけれど、とにかく開示制限はかけたまま、かつステージごとにベストな選択をするという方向で考える。

基本的にこのゲームは開示制限Challangeにしていると敵車のほうが速く、ゲーム性からドラテクでタイムを詰めてどうにかなったりはしない。なので、どうしてもレスリングすることになる。 特にステージ1はナイトロもないのでレスリングするしかないし、ステージ2以降もちょいちょいレスリングすることになる。敵車側も体当たり前提のやつが多いし。

だから、ゲームをレースゲームとして楽しみたい人は開示制限Enjoyをおすすめしたい。

ステージ1

最初の3車種はどれを選んでもだいたい同じ。強いていうならロードスターが速い。

ステージ1で選択できる車両の戦闘力は同じようなものなので、EK9やZC6を購入しても特に楽になったりはしない。 おとなしく初期車両で戦うのが良い。

ステージ2

ステージ2を初期車両でやることは、湾岸以外ならある程度できなくもないけれど、伝説チューンのコストを考えても割は悪い。どの車両も全くパワーが伸びないので、基本的にステージ2で乗り換える前提になっていると思われる。

ステージ2開始時に可能なNDロードスターのチューニングがこちら(伝説チューンPowerUnit込み):

ステージ2のNDロードスター

実はこの車両で神速なる幌馬車の御者に勝つことは可能。 神速なる幌馬車の御者は接触を避けるように動くので、加速途中の左車線にアザーカーがいる状態であればスタートからナイトロ使いっぱなしで前に出られる。あとはブロックしながらミスなく走れば良いのだけど、ブロックするとブレーキを踏むので割と簡単に勝てる。 勝つのは平日版で良い。

NDロードスターで御者を撃破

ステージ2時点ではCHIHAYA CUSTOMはずば抜けて速いので、ほぼこれで勝負あったも同然。 ただし、45,000,000CPが必要になるため、かなり稼ぎに出る必要がある。

DLCなしであれば、まず開始時点で最もパワーがあるのはRX-8の314ps。 これは70スープラ(312ps)、BRZ (261ps)、LEVORG (304ps)、FC RX-7 (242ps)、S2000 (282ps)、DC5 インテグラ (249ps)、S14 シルビア (287ps)より高い。 変な調整を感じる。特別な理由がなければRX-8を使う想定だと思うけど、加速力的にはS2000もアリ。BRZは扱いやすいけど、この時点でパワー的に劣るのはかなり厳しい。

ステージ2はRX-8が速い

ステージ3

車両 出力 重量 スピード指標
RX-8 Type S 338 1275 381.53
RX-7 Type RZ 343 1240 421.92
SUPRA RZ 357 1483 405.94
SILVIA spec-R AERO 297 1220 398.24
FAIRLADY Z Version ST 398 1509 410.23
SKYLINE GT-R V-spec (BCNR33) 336 1514 418.44
SKYLINE GT-R V-spec II (BNR34) 333 1532 413.86
LANCER GSR EVOLUTION V 338 1338 402.72
LANCER EVOLUTION FINAL EDITION 380 1499 394.31
IMPREZA WRX TypeR STI Version VI 334 1245 424.34
IMPREZA WRX STI spec C 341 1434 389.99
WRX STI Type S 364 1461 367.43
S2000 2.0 TYPE-V 298 1245 378.58
MIDNIGHT ROSE 360 1471 393.16
CHIHAYA CUSTOM 445 1309 444.79
GROOMY ANGEL 490 1159 479.39
PLAMOS 447 1300 509.90
MIDNIGHT PLAMO 501 1356 513.10

ノーマルカーは待望の解禁が多い。 加速力勝負の傾向が続くので軽いマシンが良い。

GT-Rは数値の割に速く、WRXは数値の割にとても遅い。

基本的にはステージ2でGROOMY ANGELを解禁できているならGROOMY ANGELで、ユウウツな天使にC1で勝つのが厳しいならPLAMOSを狙うのが鉄板。 GROOMY ANGELは明らかに速いので多くの人がGROOMY ANGELで攻略しているものと思われる。 CHIHAYA CUSTOMからGROOMY ANGELへ移行するのが理想。ただし、これもCPは重い。

PLAMOS, MIDNIGHT PLAMOは敵車として対戦するときほどは速くなく、スピード面でもPLAMOSはGROOMY ANGELと同程度、MIDNIGHT PLAMOは異様に遅い。 PLAMOSとGROOMY ANGELに関しては、GROOMY ANGELのほうがエンジンがピーキーというのを含めて加速はPLAMOS有利だが、ハンドリングは基本的にGROOMY ANGELのほうが良い。まぁ、好みの問題。

GROOMY ANGELはステージ2終盤、PLAMOSはステージ3の最初から入手可能。

市販車でやりたい場合、ハンドリングも含めた評価としてはRX-7が一番。 候補はZ34、80スープラ、R34 GT-Rあたり。 ただし、GROOMY ANGELとの差は非常に大きいので、市販車でがんばるのはかなりの縛りプレイ。 途中でパワーチューン関連は1段階伸びるが、中途半端なタイミングかつ性能はそこまで伸びないので攻略的には素直にGROOMY ANGELかPLAMOSでやるほうが良い。

難易度はだんだん下がっているし、レスリングはあまりしなくて良くなってくる。

ステージ4

高性能な車両が一部解禁される。これにより市販車もGROOMY ANGEL/PLAMOSに近い戦闘力になり、選択肢が広がる。 ただ、必要な加速力がだいぶ上がるため、実際に投入できる車両は限られる。 おすすめはRZ34。

車両 パワー 重量 スピード指標
Lexus RC F Performance package 660 1820 479.13
Lexus LC500 S package 653 2044 474.16
FAIRLADY Z Version ST (RZ34) 532 1581 459.38
CIVIC TYPE R (FK2) 403 1373 451.65
CIVIC TYPE R (FL5) 463 1419 456.44
NSX-R 353 1342 455.38
WRX S4 STI Sport R EX 429 1589 446.43
RX-7 Type RZ 380 1263 462.78
FAIRLADY Z Version ST 441 1612 438.22
SUPRA RZ 395 1505 427.89

ナイトロが使えるので素の速さが近ければ市販車有利なのだが、実際のバランスはナイトロありきなのでそうもいかない。 このため、GROOMY ANGEL/PLAMOS継続採用もアリ。

LC500はこの時点で既に速く、かなり有力。 本命はRZ34とFL5。FL5のほうが楽。ただし、FL5を使うなら湾岸は別車両があったほうがいい。 RC Fは加速がいまいちな上にハンドリングも不安定なのでやめておいたほうがいい。 NSXはこの段階で解禁されているのにパワーがなさ過ぎて厳しい。

この段階では伝説チューンで大幅にパワーが伸びる。 LC500の場合704ps (480.70)になる。この状態なら湾岸に入るところで仕掛けることでハイドロドリフト忍者を撃破することも可能。 FL5は510ps (468.26)まで上がるが、途中に全く加速しない領域が発生するためあまり実用的でない。 RZ34は585ps (470.67)どまり。ただし確実に速くなる。 伝説チューンと次ステージまで考えるとRZ34は良い選択肢になりそう。

伝説チューンのコストも上がってきているので、節約するならチューンしたあとはタイヤ交換とナイトロ補充して走り続けるほうが良い。

ステージ4から川越のハンサムが登場するが、バトル条件を満たし勝利するのは不可能。 MR. KAWAGOEは最終攻略にも使える車両なので、GT-Rが解禁されてから狙っていきたい。

ステージ4の中盤で素晴らしいハンドリングを持つCRIMSON DEVILが解禁される。 ハンドリングは良いがパワーの割には遅い。これは元のWRXと同様。 速さ的にはLC500/RZ34と同じような感じ。つまり、ナイトロがない分厳しい。

チューニング段階が途中で解放されるが、必要性はそれほど高くない。 終盤の4連戦と一徹ストレート戦のためにパワーユニットだけ7にしておくと楽になる。

ステージ5

車両はKPGC10とHS30S以外が解禁。チューニングはパワーユニット8とナイトロ3以外が解禁。 エンジンスワップもまだ。 伝説チューンも踏まえてIN/EXを5まで上げると以下の通り

車両 パワー 重量 スピード指標
Lexus LC500 S package 763 1812 541.37
FAIRLADY Z version ST (RZ34) 689 1386 548.07
CIVIC TYPE R (FL5) 599 1237 566.53
GR SUPRA RZ 536 1329 632.79
Lexus LFA 965 1417 635.76
NSX Type S 751 1562 596.24
NISSAN GT-R Premium edition ’17 1030 1530 663.92
MR. KAWAGOE 676 1312 703.08

方針はシンプルで、ステージ6の湾岸で必要になるGT-Rをなるはやで用意し、湾岸向けにセットアップし大黒で川越のハンサムを撃破。MR. KAWAGOEを入手する。 ライバル撃破380人はステージ4中に達成可能。

GT-Rなら余裕で勝てる

この2台でエンディングまで行けるのでこれにてフィニッシュである。

なお、GT-Rが必要になるのは湾岸シェリフ、無双帝だけで、ほかはMR. KAWAGOEで勝てる。