ゲーム 「リディー&スールのアトリエ」 共鳴の全と効果/特性重複時の挙動

2023-09-24

共鳴の全と特性重複の挙動

共鳴の全と特性について、「あれ、そうなの?」と思ったので挙動確認。 要点は以下の通り。

  • 同じ特性が複数ついている場合、効果は重複する
  • 共鳴によるパラメータUP効果(例えば万象の+10)は前衛にいる場合にのみ機能する
  • ただし、共鳴を1個でも持っていれば、前衛の合計分足される

例えば、前衛に共鳴の全・万象を、後衛に真理の求道者の記憶をつけている場合、前衛・後衛ともに(万象分の)+10となる。

これが前衛・後衛を入れ替えると+50に変わるが、戦闘中に交代しても変動しない。

つまり、編成としての前衛・後衛は固定したほうがよく、前衛全員に真理の求道者の記憶を2つつけておくと、前衛全員がステータス+300される。 そして、後衛もなにかしらの共鳴の全を持っていれば+300される。

後衛の場合、持っているのが共鳴の全・天でも、真理の求道者の記憶でも効果は変わらない。 なので、後衛用に記憶掘りをする必要はない。

特性が重複するということは、後衛キャラは聖者の献身と神域の援護力をつけたい。 場合にもよるけれど、残りの枠に金色の光輝、やまびこの祝福、究極の進化力、神域の逆転力あたりをつけて、防具に共鳴の全をつけるというのでも良い。 後衛の共鳴の全は増やしても意味がないので、装飾の6枠のうち1つを共鳴の全にしても良い。

血塗られた槍の記憶つきとか、すごくテンションが上がるけど、血塗られた槍自体が後衛装備なので、記憶の価値は共鳴の全・天と変わらない。 交代で変動しないので、前衛が倒されたときのバックアップとして機能するわけでもない。

私は特性は重複しないと思っていたし、記憶のパラメータアップは後衛でも機能すると思っていたので、この仕様を知って大きくビルドを変更することになった。

ちなみに、前衛ひとりに載せられる共鳴の全は、武器コアに3つ、防具に3つ、装飾に記憶含め6つで、10+5+3+10+5+3+50+10+5+50+10+5で166。前衛全員がこの構成だった場合、後衛は特性1枠で+498のステータスアップになる。

私はリディーxルーシャ, ソフィーxスール, イルメリアxフィリス, (マティアスxアルト)という編成にしているのだけど、リディーは自分で火力を出さないので、リディーはこのビルドでも良さそう。 ソフィーも前衛では火力を出しにくいので、交代する予定がないのであればこのビルドもひとつの手。

ステータスアップ+498にまでなると、それだけでステータス上限に到達してしまう可能性がある。 バフで補うことも考えると、リディーだけフル共鳴ビルドで、ほかは効率のいい記憶だけにすることで、+366とするのが良さそう。

共鳴戦術について

やりこみ要素となっているだけあり、+50という破格の値を持つ記憶の価値が非常に大きく、基本的に共鳴戦術をする場合は記憶ありきになる。

共鳴の全だけ(記憶なし)で構成した場合、最大値はひとりあたり72、全員につけた場合216になる。

しかし、入手ハードルは記憶よりも共鳴の全・万象のほうが高いため、実際は記憶をつけられない段階では1装備あたり8しかつけられず、ひとりあたり32、全員で96となる。

後衛から見たときに、1枠で+96が得られれば大きいが、実際はステータス96上がってもクラーデル平原を攻略できるほど強くなるわけではない。 特に、後衛の場合は影響するステータスが攻撃力だけなので、もっと効率的な装備が簡単に作れる。

このため、共鳴の全は強そうに見えるが、実際は割と微妙な装備。 真理が入るのは最終章に入ってからで、ここで真理を全装備につけて回るのはほとんど意味がない。 DLCで最初から入っている天は全装備につければ+36で、9章までなら結構強いけれど、そこまでする必要もなく(というよりその時点ではアイテムで戦うほうが圧倒的に安定するし)、基本的に記憶+万象で構成できるようになって初めて意味を持ってくる。

記憶と万象が手に入ってからであれば、後衛には1枠で攻撃力+420(記憶だけで300)が入り、前衛は2枠で全ステータス+420が入ると考えれば、全員に記憶と万象をつけるのはお手軽にアリ。 もっとも、それが実現できる段階ならクリアできないコンテンツはないと思われるため、攻略のためではなく、ただ自己満足のためにさらなるビルドを追求する話になる。

前衛は防御が+300されることで耐久力が増加するほか、素早さも300上がるのでターンも回しやすい。

バトルデザインから見る戦術

本作は、本作で導入された要素である「フォロースキル」と「バトルミックス」が明らかに強く、逆にダメージディールの手段に乏しい前衛だけで戦うのはかなり厳しいため、フォロースキルありきにするのが順当。

フォロー向け特性に「聖者の献身」などとあり、フォロー側が献身しているかのような表現だが、実際は前衛が後衛のために働くゲームである。 だから前衛の能力を捨てて後衛強化と耐久に振るのはバトルデザインに沿っている。

例えばイルメリアxフィリスは、どちらも非常に強いが、フィリスの8連撃のあとはイルメリアのダメージソースであるスキルでフォロースキルをトリガーできないため、交代してフィリス前衛にしたほうが良い。 しかし、イルメリアを前衛能力重視にビルドすると後衛への貢献が減るために全体のダメージが低下するため、結局イルメリアにもフォロー用の特性を載せることになる。 フォロー用特性はサポートガードにも効くため、イルメリアが常にサポートガードできれば耐久も確保できるが、ブレイクされたりタイムカードで攻撃されたりするため、両方にフォロー特性を載せるのは割と使い勝手が良くない。もっと言うと、フィリスはすぐ落ちるため、実戦でフィリスでフォロースキルをトリガーできることはそんなに多くない。1 このことから、キャラクターは噛み合っているにもかかわらず、バトルデザイン的にあまり恵まれていない。

一方、リディーはダメージを出す方法が実質N/Aしかないため、だいぶ微妙そうに思えるのだが、自分でダメージを出すことを諦めてしまえば、そもそもサポートガードで生存力が高い上に、共鳴を積みまくって後衛をサポートし、それがメインだから装飾品は生存優先のものを使うということが可能で、システムとは合っている。

そもそも前衛が倒れたまま戦うことは現実的でないにも関わらず、復活アイテムを後衛に直接使うことができないため、全体復活が不可欠。 リディーxルーシャの場合はリディーがひたすら全体復活+回復をしつづけるだけでルーシャが大ダメージを出し続け、さらにバフも撒けるということでバトルデザインと完璧に噛み合っている。 高ステータスで生存ビルドになっている前衛の場合、アヴァールオーダーを切るところまで行ければほぼ落ちることはなく、無敵に近い。 この編成の場合、アイテムに対してクイックアクションを返してくる敵や、回復に対してペナルティを与えてくる敵がしんどい。ネツァクは押し切れるが、悠久釜の魔物4体や、テルミナがきつい。

マティアスxアルトはシステム的には噛み合っている。 マティアスが落ちた場合、アルトがアイテムを使えるためアルトに行動が回れば立て直しが効くが、ソフィーxスールにすればソフィーでアイテムによる回復・バフ・デバフを行いつつ、スールでバトルミックスをすることができ、補助役に回れる。火力で押し切れる状況でなければ、ソフィーxスールのほうが安定する。

逆に、HPが800000くらいあるボスがいたとしたら、イルメリアxフィリスに代えてマティアスxアルトもありだと思う。 ただ、実際はフィリスの8連撃は防御デバフだけでもボスに十分なダメージを与えることができるため、マティアスxアルトはバトルデザイン的に噛み合っていて強いにもかかわらず、DLCありの環境下では活躍しづらいように感じられる。

個人的にはソフィー好きなので、ソフィーをバフ・デバフをするだけの盾として起用するのはかなり抵抗があるのだけど、実際はソフィーxスール組でダメージを出そうとするよりも、この二人は純粋にサポート枠として使ったほうが強いし安定する。 パワーだけで押し切れるような相手であれば、マティアスxアルト組と交代したほうが単純なムーブでよりダメージが出せる。

以上を踏まえた最終ビルド

ビルドデータ

  • リディー
    • ブルームスパイラル - 共鳴の全・万象, 共鳴の全・真理, 疾風の流れ
      • 神速のオーブ
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - 共鳴の全・万象, 共鳴の全・真理, 錬金術の星
    • 不死鳥の腕輪 - 真理の探求者の記憶, 共鳴の全・万象, 共鳴の全・真理
    • 物霊のイヤリング - 真理の探求者の記憶, 共鳴の全・万象, 共鳴の全・真理
  • ルーシャ
    • タンドレスレディー - 点滴穿石の追撃, 快刀乱麻の追撃, 恐怖の覇王
      • 調和のアルゲント
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - エボルブボディ, 期待の新星, 戦士の星
    • 魔石のチェイン - 聖者の献身, 神域の援護力, 究極の進化力
    • 幸運の金貨 - 聖者の献身, 神域の援護力, 共鳴の全・万象
  • ソフィー
    • 時と世界の狭間の杖 - 共鳴の全・万象, 正義の鉄槌, 恐怖の覇王
      • 調和のアルゲント
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - 共鳴の全・万象, 共鳴の全・真理, 不屈の魂
    • 不死鳥の腕輪 - 真理の探求者の記憶, 共鳴の全・万象, 究極の気絶力
    • アンジュパリュール - 真理の探求者の記憶, 共鳴の全・万象, 究極の気絶力
  • スール
    • スール・ザ・スター - 点滴穿石の追撃, 快刀乱麻の追撃, 恐怖の覇王
      • 創世のブラゾン
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - エボルブボディ, 期待の新星, 共鳴の全・万象
    • 魔石のチェイン - 聖者の献身, 神域の援護力, 究極の進化力
    • (普段) 幸運の金貨 -真理の探求者の幸運, 真理の探求者の知識,
    • (本気) 幸運の金貨 - 聖者の献身, 神域の援護力, 信念の絆
  • イルメリア
    • 宝杖ウェーバーズケーン - 点滴穿石の追撃, 快刀乱麻の追撃, 恐怖の覇王
      • 創世のブラゾン
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - 進化の力, エボルブボディ, 期待の新星
    • 魔石のチェイン - 聖者の献身, 神域の援護力, 真理の探求者の記憶
    • 幸運の金貨 - 聖者の献身, 神域の援護力, 真理の探求者の記憶
  • フィリス
    • レイツェルシュタイン - 点滴穿石の追撃, 快刀乱麻の追撃, 恐怖の覇王
      • 調和のアルゲント
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - エボルブボディ, 期待の新星, 戦士の星
    • 魔石のチェイン - 聖者の献身, 神域の援護力, 究極の進化力
    • 幸運の金貨 - 聖者の献身, 神域の援護力, 共鳴の全・万象
  • マティアス
    • シュヴァリエルージュ - 共鳴の全・万象, 正義の鉄槌, 疾風の流れ
      • 創世のブラゾン
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - 共鳴の全・万象, 共鳴の全・真理, 期待の新星
    • 不死鳥の腕輪 - 真理の探求者の記憶, 共鳴の全・万象, やまびこの祝福
    • 幸運の金貨 - 真理の探求者の記憶, 共鳴の全・万象, やまびこの祝福
  • アルト
    • 一なる冥書アダギエス - 点滴穿石の追撃, 神域の戦闘力, 恐怖の覇王
      • 勇猛無比のパラシム
      • レーヴェルギア
    • ドラグーンメイル - 期待の新星, 戦士の星, 神域の戦闘力
    • 幸運の金貨 - 聖者の献身, 神域の援護力, 信念の絆
    • 血塗られた槍
      • 魔の覇気, 戦神の祝福, ブレイク強化・中, 王者の極意
      • 信念の絆, 共鳴の技・瞬, 真理の求道者の記憶

コンセプト

まず前提として、バトルミックスを使った定番戦術があるのは知っているが、「決められた手順どおりに回す」というのがとても作業感があって嫌なのと、他の人が作った定石を再現するだけというのは、自分が遊んでいるのかなんなのかよくわからなくなってしまうため、自分らしく遊ぶことを第一としている。 固定の準備手順や細かい調整を必要とせず、シンプルな立ち回りで、かつ安定しているというのが目指すところ。

ちなみに、「積んで倒す」というのはとても好きなのだけど、決まった手順通りにやるというのは嫌いなので、バトルミックスを極めていこうとは思えなかった。 アニマをあつめるのが手間なのも嫌。

このビルドでは共鳴を全力では盛っていないが、これでも祝福でバフすると攻撃力はカンストする。 バフに対して神経質にならなくて良い程度ではあるが、バフの効力はフルに活かせる、あたりのバランス。

基本的にはバトルミックスは使わない。 呪詛x3ドナークリスタルによる-349と、祝福x3生命の蜜による+149を使うだけ。 ただし、一応は呪詛x3のついた水を使って、ブリザードウェブを使うと、最大で-549まで下げるのを狙うことはある。 また、ドナーフラッシュやミラクル☆ボックスで下げにいくこともある。

注目の装備とビルド

アルトの血塗られた槍は、なんかすごいのが出たので採用している。 完璧な特性ではないが、魔石のチェインで特性3つ盛るよりも良い気がする。

ソフィーがどうやっても便利枠の域を出なかったため、ブレイク重視のタンクにした。 さすがに血塗られた槍と黄色の指輪で効果と記憶+気絶力を狙うのは無理だと思う。

スールも普段は幸運と知識をつけているため、ソフィーxスール枠は活躍の場が少ない。 スールは戦闘力重視の装備も用意しているが、ブレイクさせない限りいまいちダメージが出ない。

マティアスはテスタメントオウスで確実にブレイクさせることができるが、疾風の流れ+幸運の金貨+やまびこの祝福x2でアルトのフォロースキルトリガー数を増やし、連続攻撃でブレイクさせる方向。 不死鳥の腕輪をやまびこの祝福で補強してもいるため、ある程度復活するが、それでも落ちるときは落ちる。 本当に落ちないようにするためには竜鱗の首飾りも採用し、さらに両方に「究極の復活力」を積むほうが良いが、それはどちらかというと全自動ルーシャ用。

リディーが疾風の流れを積んでいるのは、武器に積む適当な特性がなかったから。別に共鳴の全・天を積んでもよかったが、たった3の話なのでやっていない。

なお、この装備を作る上で一番苦労した特性は「不屈の魂」。 結局、クラーデル平原依頼のメルヴェユルージュから出た。

編成と立ち回り

編成の軸は、リディーがアロマとぷにゼリーを連打して、起死回生の指令を撃ちまくることである。

基本的にバトルミックスは使わない。持久戦になって、なおかつ回復なしで回る状態でソフィーに回ったときだけ、バトルミックスを起動させている。

ソフィーxスールは補助役で、アイテムとしては3祝福を載せた生命の蜜でのバフ(+149)と、3呪詛を載せたドナークリスタルでのデバフ(合計で-149)、場合に応じてバトルミックス、あとはスキルでのノックバックとブレイク。 ソフィーはブレイク力を上げてあるが、ソフィーがブレイクさせた場合はスールもそれなりにダメージを出すので、それはそれで構わない。特に、マティアスxアルトと組み合わせているときはお互いブレイク力が高いため、まぁまぁブレイクの機会がある。 ただ、スールがブレイクさせて自分でブレイクを消費するのは微妙。

イルメリアxフィリスは8連撃が軸。 ターンの回り方によっては生命の蜜を使う役割に回ることもあるが、この場合イルメリアの次のターンが回らないことが多く、1ターン目にソフィーとリディーでバフ+デバフを回して連撃を起動するのが通常の立ち回り。 フィリスの連撃で落とせない敵に関しては、連撃+コンビネーションスキルまで切ったあと、フィリスを前衛に出してルチルダンパーでイルメリアのスキル起動、以降は落ち交代でフィリス前衛ならルチルダンパー、イルメリア前衛ならアイテム使用でフォロースキル起動。

マティアスxアルトは、マティアスにブレイク力を盛っていて、アルトに信念の絆を載せてはいるものの、なかなかブレイクに至らず、コンビネーションスキルも切れないことが多い。 だが、やまびこの祝福を2つ載せているため、疾風の流れでマティアスは毎ターン3〜4回行動が可能。最大で6回行動を見たことがある。 マティアスのダメージはせいぜい2000程度だが、アルトのサポートスキルも3〜4回起動されるわけで、1回のターンで50000〜80000程度ダメージを与える。ブレイクできればさらに強く、地味だけど実際はかなりのダメージを出す。 ただ、ルーシャと違い耐性の高い敵にはダメージが通りにくいため、硬い敵にイルメリアxフィリスに代えて採用してもそんなに強くない。

なお、連続行動でマティアスのバフは切れるが、アルトのバフは切れない。

その他本作で気づいたこと

真理の求道者特性

検索すると真理の求道者特性は赤砂依頼のマルモアコメートからしか出ないように書かれているものが散見されるけど、実際はクラーデル平原の追加依頼のうち、Aランクの依頼からは全種類出る。 つまり、マルモアコメート、精霊石、ドンケルハイト、竜核、邪悪なる牙にはつく。

記憶つき竜核
記憶つき牙
幸運つきドンケルハイト

ただし、出やすさが等しいわけではなく、マルモアコメートが圧倒的に出やすい。 竜核やドンケルハイトから記憶を出すのは、単に数の問題にとどまらないレベルでかなりの試行回数が必要。 ただ、出ることは出る。

基本的に納品依頼がたくさん出るまで寝ては掲示板確認をする繰り返し、納品依頼がたくさん出たら対象の依頼を受けて一旦アトリエに戻りセーブ、あとはロードして納品を繰り返すと簡単に集められる。討伐依頼も、引き受けて討伐した状態でセーブすると早い。

ちなみに、モノクログラスはドンケルハイト(薬の材料)か邪悪なる牙(毒の材料)、みえないクロークはドンケルハイトか竜核(エリキシル)、探宝のグリモアは竜核(竜素材)が必要になる。 時繰りの砂時計は自由枠が砂しかなく、クラーデル平原依頼では「星の砂水」があるが、B依頼(品質250)なので恐らく無理。 B依頼は200回ほど試行したが、真理の探求者は出なかった。 白熱はちまきは素材枠が糸素材しかなく、糸素材が報酬になっているクラーデル平原依頼は(おそらく)ないため、こちらも不可能っぽい。

逆にアイテム別で見ると

  • マルモアコメート (宝石, 神秘の力)
    • グナーデリング
    • エンゼルリボン
    • タリスマン
    • 幸運の金貨
    • アンジュパリュール
    • 戦いの護符
    • 物霊のイヤリング
    • 不死鳥の腕輪
  • 精霊石 (鉱石, 神秘の力)
    • グナーデリング
    • エンゼルリボン
    • 不死鳥の腕輪
  • 竜核 (竜素材, 宝石, 神秘の力, エリキシル)
    • グナーデリング
    • エンゼルリボン
    • タリスマン
    • 幸運の金貨
    • アンジュパリュール
    • 戦いの護符
    • 物霊のイヤリング
    • 不死鳥の腕輪
    • 探宝のグリモア
    • みえないクローク
  • 邪悪なる牙 (動物素材, 毒の材料)
    • モノクログラス
    • 幸運の金貨
    • 不死鳥の腕輪
  • ドンケルハイト (植物類, 花, 薬の材料, エリキシル)
    • モノクログラス
    • みえないクローク

対雑魚戦用のアイテム

DXではDLCとして存在していたらしい最初からすごい特性のついた素材がある状態でスタートするが、この中に「一撃必殺」があり、終盤までほとんどの戦闘を一発で終わらせることができる。

一撃必殺はこちらのレベルが敵より高いほど成功しやすいように見え、また範囲が広いと使いやすい。

一撃必殺ありきで進める場合、ウニ袋→レルヘン→陽気なおもちゃ箱が良い。 レルヘンは範囲拡大+があるため範囲が広く、陽気なおもちゃ箱は最も早い段階で作れる全体攻撃アイテム。 陽気なおもちゃ箱はしばらくの間デバフアイテムとしても強いものになるため、一撃必殺おもちゃ箱を作っておくとだいぶ長く活躍してくれる。 なお、残り2特性はデバフにしとくほうが最終章でもいくらか使えるものになる。

ルーシャの起死回生の指令のトリガー

ルーシャは大部分を見るとできることがほとんどないキャラクターだが、フォロースキルの「起死回生の指令」がめちゃくちゃ強い。 威力も高いが、フィリスのように回数制限がない。 さらに、回復がトリガーであるため、ずっと回復だけする持久戦模様にしているだけで相手にダメージを積める。 だいたい一撃で15000〜30000ダメージを全体に与えるというすさまじさ。

ついでに、耐性が高く、ほとんどダメージが通らない敵にも大ダメージを与える。 フィリスの8連撃が効かない敵はルーシャが頼りだ。

回復をトリガーにするということは前衛の火力が犠牲になるが、前衛にリディーをトリガー置くともともと火力がないため非常に有効に活かせる。 コンビネーションスキルで大幅なバフを撒くことができるが、ずっと回復していると常にバフを維持できる。バフを維持した状態まで持ち込めれば、リディーが即死で落ちない限り負けはない。 さらに、ずっと起死回生の指令をトリガーしているだけで生存力を高めるサポートもしてくれるので、より全滅しにくい。

フォロースキルは自動発動やタイムカードでも起動されるため、最終的には分割発動のそよ風のアロマと、分裂発動のプニゼリーを交互に使っていく形になる。 しかし、トリガーは「HP回復+MP回復+(攻撃/防御/素早さ)バフ」という3要素が必要で、これらのアイテムには祝福を載せることになるけれど、祝福が手に入るのは11章になってからで、相当遅咲きのキャラクターになってしまう。

だが、第5話で調合可能になる「プニゼリー」の効果「ぷるぷる」と「はじめての食感」は攻撃力バフがあるため、これらを発動させると条件を満たせる。 ただ、ルーシャはスキルを覚えきらないと高火力にならないので、第5話から起死回生の指令を使っても「そんなに強くないかも?」と感じるかも(それでも強いけど)。

タイムカードをためていくことで高火力を維持できるので、リディーがなるべくアイテムWTを短くできるようにすると超強力な攻撃を無限に振りまくようになる。

ちなみに、アロマとプニゼリー両方のタイムカードがある状態で、特に治療も必要ない状態でタイムカードの再発行をするのが好みでないなら、神秘の霊薬を「HPMP回復・超」「全ての異常を消し去る」「秘められた力」を発動させ、特性に「永久機関」をつけると無駄がない。 これは赤をつけすぎず、青をつけないようにすれば実現できる。「秘められた力」を発動させる場合、青は両方火星なので、もう片方はMP回復・超しかつかない。 「秘められた力」でバフを上書きされたくないなら「女神の祝福」を載せても良いが、この場合は「神域の逆転力」が機能しなくなる可能性が高いため、少し迷うところ。1つだけ祝福をつけて、青は「苦い」をつけても良い。 ただ、私は大幅なレベルダウンを発生させる「紅蓮の至宝石」を使うため、どのみち逆転力は機能しないから入れていない。

8連撃トリガー

オメガクラフトを使うのが定番らしいけれど、私は彷徨う地球儀を採用。

理由は、魔法の道具カテゴリーがついていて、ブラストシンボルのトリガーに使えるため。

蘇生

ソフィーは不死鳥の腕輪による「即時復活・大」「戦闘不能回避・超」と、アンジュパリュールによる「戦闘不能自動復活・中」「戦闘不能回避・中」がついている。 このためか、周回中に落ちたことは一度もなかった。

一方、マティアスは不死鳥の腕輪にやまびこの祝福を2つつけているが、それなりに落ちる。感覚的には1/5〜1/3くらいは落ちる感じがする。

リディーの場合、不死鳥の腕輪だけだが、まぁ1/2くらいだろうか。 サポートガードが聞かないとほぼ落ちると思っていたほうが良い。

私はアトリエシリーズは蘇生前提のゲームだと思っていて、本作では落とされる状況は高い確率で状態異常で動けなくなっているため、蘇生してリセットしたほうがお得だったりする。 ファルギオル戦だけは状態異常よりもダメージが問題なので、できる限り耐えたい。

また、蘇生前提の編成の場合は魂のたかまりが機能しない。 ただ、こちらのほうが柔軟性が高いので、私は好み。

世界を描きかえる道具

本作の目玉要素だと思うのだが、最後まで有効な使い道を発見できなかった。

ほとんどのフィールドリアクションがメリットよりデメリットのほうが大きいので、まず使いたくならないし、唯一意味がありそうな原種ネツァクは即座に戻してくるため、使いようがない。

実戦の感想

動画はこちら

一番きつかったのは原種ネツァク。 アイテムをかなり使う戦術なのに対して、アイテムに対するペナルティがあること、状態異常で行動不能になることが結構あること、ハマってしまうと立て直せない場合があることが理由。 ノックバックも効かず、ブレイクもしづらいため、まともな対策がない。

ただ、タイムカード発行がないため、リディが落ちることはほとんどなく、結構な割合で他キャラが必死で立て直しに回っている間に、ルーシャだけがダメージを与えて倒してしまうということがある。

次いできついのがファルギオル。 タイムカードによる全体攻撃が発生するために、リディーが落ちることがかなり多い。 また、体力的にはマティアスxアルトのほうが良さそうなのだが、接触感電があるためにまともに機能しない。

とはいえ、復活があるために落とし切られることはさすがになく、耐久してればなんとかなるため、時間がかかるだけでネツァクほどきつくない。

ほかは大変さを感じない。テルミナ/パルミラはLv.200の最悪のパターンでも2回目の行動をされる前に落とせるし、魔竜や無夜領域の魔核は1度も行動せずに倒せるため苦労はない。 テルミナ/パルミラよりは悠久釜の魔物のほうがきつい。とはいえ、8連撃で最低でも2体は落とせるので、グレートスローで全員封印にされてもまだ倒されることはないが、結構ボロボロになることはある。 なお、マティアスxアルトで悠久釜の魔物x4と戦闘し、一度もターンを回さずに倒し切るのは難しく、マティアスが落とされてしまうと沼ることがある。

いずれにせよこのビルドが完成してから負けたことは一度もなかった。 一番しんどかったのは、極彩色のパウダーをファルギオルで試したときで、バフが載らないためすごく時間がかかった。 設定どこいったー。