はじめに
KZのイヤフォン買ってテンションが上がったので、Misskey ioでアンケートをとってみた。
選択肢は最大10なので、10メーカーを選出してアンケート機能で質問した。 Twitterで行わなかったのは、Twitterでは票数を得られないからだ。
そんなに多くの人に聞いたわけではないし、ioは偏りも強いけれど、なかなかおもしろい結果になったので掲載しようと思う。
ヘッドフォン
1回目の結果
メーカー | 票数 |
---|---|
AKG | 1 |
SHURE | 0 |
ULTRASONE | 1 |
Beats | 0 |
Audio-Technica | 3 |
Sony | 4 |
Victor | 0 |
STAX | 0 |
beyerdynamic | 0 |
SENNHEISER | 0 |
2回目の結果
メーカー | 票数 |
---|---|
AKG | 3 |
SHURE | 1 |
ULTRASONE | 0 |
Audio-Technica | 9 |
Sony | 5 |
JVC / Victor | 2 |
STAX | 1 |
beyerdynamic | 1 |
SENNHEISER | 5 |
NEUMANN | 0 |
その他
ヘッドフォンはDAISOを支持する声があったほか、イヤフォンとともにDENONを支持する声もあった。
その他の声と感想
Audio-Technicaはさすがの人気だ。 しかしながら、「Audio Technicaの何がいいのかわからない」といった否定的な声も多く、賛否両論の様相であった。
基本的にSonyやAudio-Technicaといった定番メーカーが強い。 有名で、低価格帯から充実していて、品質的に信頼がおけるといった点が評価されているのだろうか。確かに安牌である。
それでもAudio-Technicaが賛否両論なのは、その特徴的な音のためか。 他の製品と聴き比べたときに馴染めないという人が少なからずいるのだろう。
ドイツ系ではAKGよりもSENNHEISERのほうが票が入り、ULTRASONEは1票にとどまった。 比較的玄人好みなSENNHEISERだが、人気はかなり高いようだ。
STAXにも票が入ったが、NEUMANNには入らず。
なお無線しかないBeatsは2回目からは除外された。
有線イヤフォン
投票結果
メーカー | 票数 |
---|---|
SHURE | 4 |
Sony | 9 |
ZERO AUDIO | 0 |
SENNHEISER | 6 |
KZ / G.K. | 1 |
MOONDROP | 0 |
JVC / Victor | 6 |
Audio-Technica | 4 |
Final | 6 |
7Hz | 0 |
その他
イヤフォンはYAMAHAを愛用してるという人もいた。
その他の声と感想
有線イヤフォンは無線イヤフォンの波に押され、ごく安価なものを除けばメジャーメーカーからも売れ筋モデルが消えた一方、多ドライバーを採用した中華モデルが席巻している。 ごく最新の事情としては、マニア向けモデルとして平面駆動ドライバーが流行のようだ。マニア向けといっても1万円を超えるあたりから入手することができ、ちょっといい音を求める層にも刺さっている模様。
実際のところ、リアクションとしても無線を愛用しているために有線イヤフォンは最近使っていないという声が多かった。
ヘッドフォン同様、Audio-technicaの人気は高いが、Sonyとの票差が開き、JVCやSENNHEISERのほうが上回った。
家電量販店でも見かけるものだが、ヘッドフォンのイメージが強いのに対し、イヤフォンは存在感が少し薄いのだろうか。
JVCとSENNHEISERはあまりイヤフォンに力を入れていない。 特にSENNHEISERは現行モデルがCX300Sのひとつだけで、JVCもこだわりのモデルをラインナップするが、それ故にあまりメジャーではない。 これらに票が入ったのは「根強いファンがいる」というところか。
JVCに関してはグレードの高いモデルで依然として評価を集めているのかもしれない。JVCのハイグレードモデルはコンベンショナルなもので、テクノロジー勝負になってきているイヤフォンの世界では相当善戦している。 両者の間に明確な正解や優劣があるわけではないので、JVCの着実なやり方のほうが成功する可能性だってある。
対する多ドライバー派の人気メーカー、KZ/G.K.は1票とあまり票を集められなかった。MOONDROP(水月雨)、7Hzにも票が入らず、最新テクノロジーで攻める中華イヤフォンはioではあまり人気がないようだ。
ただ、MOONDROPに関しては言及する人もおり、評価自体は高かった模様。 票が入らなかったのは高価なモデルが中心のため、試す機会があった人が少なかったか。
最多票を集めたのはSony。 現在Sonyは有線イヤフォンを19モデルもラインナップする。JVCの8モデルですら多いほうなので、メジャーメーカーの中で目立って有線イヤフォンのラインナップを集めた維持していると言える。 このようなユーザーニーズに応える姿勢が実を結んでいるのか。
イヤモニとして熱い支持を集めるSHUREだが、リスニング用としては流行りを過ぎてしまったせいか、そこまで多くの票は集まらなかった。 SENNHEISERよりも少ないのはだいぶ意外。
個人的に最も注目した結果はFinalだ。 かなり新しい音響機器メーカーであるFinalだが、近年急速に人気を増し、至るところでよく名前を聞くようになった。 ioの中でも6票を集め、その人気の高さを感じられる。
同じような経緯で人気となったZERO AUDIOは票を取れず。 各所で取り扱いも縮小しており、衰退傾向が見える。