序
Find X6 ProにもColorOS 16がきた。 「そうか、もうFind X9 Ultraの季節か」と思ったけど、それはまだちょっと先みたい。
で、ColorOS 16を触った印象だけど、まだ早いというか、不安定だったり一貫性がなかったりする。 ColorOSのメジャーアップデートではありがちなことではあるけど、今回は変化が大きかったので結構気になった。 特にプライバシー面での懸念が大きいことから、アップデートを先送りにするのは有力だと思う。
ざっくり概要
すさまじいAI推し。 ほぼ全項目に渡ってAIについて書かれているし、必然的にAIに対する同意が大量に記載されている。
ようこそスクリーンでのオプトアウトがなくなった。
AI生成コンテンツをユーザーに押し付けてくるようになった。
オプトアウトすらできないユーザー情報の利用項目が大量に増えた。 これは大部分はAndroid 16に由来するものだけど、一部はOPPOのものもある。
プライバシー懸念のある機能
ColorOS 14からデータ送信等を含む機能は「オプトイン表示→拒否した場合は基本機能のみで実行・拒否されると根本的になにもできないものは終了」という動作が徹底されていたけれど、今回これが破られていた。
ホーム画面マガジン
Androidでは結構前からある、ホームで右にスワイプするとニュースとか表示されるやつ。
これがColorOS独自のものとして登場。 OPPO社区のコンテンツを含め色々表示されるようになった。
外部サービスとの連携を含むものだけど、オプトイン画面はなし。
設定は「ホーム画面設定→ホーム画面を右にスワイプ」だけど、オフにしようとすると抵抗される。
ロック画面マガジン
ロック画面で左右にスワイプすると、AI生成コンテンツを中心にした動画とかが流れるようになった。 現状終了方法がなく、電源ボタンでスリープに戻してロック画面をやり直すしかない。
こちらの設定は「Desktop, Lock Screen, and Personalization→Lock screen settings→ロック画面マガジン」でオフにできるけど、こちらもオフにしようと抵抗されるし、設定を開くと自動でオンにされる。
もうひとつの経路として、「Desktop, Lock Screen, and Personalization→Lock screen settings→「ロック画面マガジン」について」がある。こちらは「ロック画面マガジンをオフにする」という選択肢になっている。
この機能の操作は日本語もまだ用意されていないので、ホーム画面のものより熟成されていないのがわかる。
さらに、同意が必要な画面でignoreを押すと同意したことにされる。
収集する情報の項目はものすごく数が多く、端末のありとあらゆる情報を収集することが分かる上に、第三者との共有もある。
日本では気にされないだろうけど、これを自動オンは今までのOPPOへの信頼を裏切るような挙動なので燃えそうだ。
さらに、「プライバシーに関する通知」も項目はあるけど中身がない。 ものすごい見切り発車だった模様。
ウィジェット
ホーム画面のウィジェットは、ウィジェット機能そのものがデータ駆動エンハンスメントサービスとBreenoサジェストへの同意を必須とするようになった。 拒否すると戻される。
さらに、Breenoサジェストは設定から設定できるのだけど、データ駆動エンハンスメントサービスは同意の取り消しができなくなってしまい、結構問題あり。
新機能
歩数計
データ送信への同意なしで使える歩数計。 ただ、ColorOS 16の傾向からデータ送信に関する告知をしてないだけの可能性もある。
ロック画面のミニウィジェット
ロック画面にウィジェットが配置できるようになった。 カスタマイズ性はかなり低い。
常時表示ディスプレイ
常時表示ディスプレイにロック画面と同じ画面を使えるようになった。 ただ、当然にバッテリー消費が増えるので、短時間表示されるだけらしい。 「常時表示」とは……
もうひとつ、ロック画面の時計ウィジェットの表示を常時表示ディスプレイにもってこれるようになった。
不安定
壁紙
壁紙は従来よりもクロップが細かく設定できるようになったほか、ぼかし機能が追加された。
ただし、ぼかし機能はロック画面とホーム画面で共有な上、壁紙をスクロールと排他。
設定はホーム長押し→ホーム画面とスタイル。
「スタイル」から調整が可能。
ぼかしもスクロールも、どっちも設定に反して効かなくなることがある。 スリープしただけでは戻らない。
その他
ゲームスペース
ゲームスペースはColorOS 15の間に2回ほど大きなアップデートがあったからか、変更なし。
ゲームパフォーマンスも変動はなさそうで、KALPAでもタイミング調整は不要だった。
通知ドロワー
画面上部のドロワーはカラフルになった。 また、上の大きいウィジェットも動かせるようになった。
ただ、動かせてもサイズ的に左右を入れ替えるくらいしかできないし、カラフルになったのも全体のテーマと調和しておらず、「できるようになっただけ」という感じ。 あまり意味は感じない。
カメラまわりの通知
フロントカメラの左右に通知が出るやつも少しアップデート。
バックグラウンドでのメディア再生中に波形が出るようになった。 ただし、この波形は再生中のメディアの音声と連動していない。
顔認証
顔認証に失敗したときは、顔認証のアイコンが左に寄るようになった。
従来よりはわかりやすい。
ロック画面下ウィジェット
ロック画面の右下と左下にウィジェットをおけるようになった。 つまり、従来カメラを開くためだけのものだったのが、カスタマイズ可能になった。
ここにフラッシュライトが追加されたのはかなり大きい。