ColorOSの素晴らしいところを並べておこう

2025-01-16

はじめに

OPPOはいいぞって言い続けてるし、当然ColorOSの素晴らしさを語ったことはあるものと思っていたら、見当たらなかったのでここに残しておく。

なお、基本的に内容はFind X6 Pro(本国版ColorOS 14)準拠。

日本版はプライバシー関連機能がごっそり削られているので、魅力はそんなにない。

機能

アプリロック

あらゆるアプリを起動時ロックできる。 ロック方法は専用PIN、生体認証などが設定できる。 復帰時も要求され、認証したままセッションが継続している場合は要求されない。

アプリの非表示化

アプリをホーム画面から消す。ColorOSはドロワーがないので、隠されたアプリを表示すること自体にロックの解除が必要になる。

プライベートフォルダ

フォルダ丸ごと非表示にする。暗号化ファイルシステム上に入れる方式なので、Androidシステム上だけでなくMTPからも見えなくなる。

以前はファイル単位で隠す方式だったので使い勝手が悪かったけど、フォルダにファイル放り込む方式になったのでだいぶ使いやすくなった。 ただ、ColorOSのファイルマネージャや写真アプリから対象を選択して放り込む必要があるため、ファイルを隠す手間は変わってないのでそんなに使いやすいわけではない。

システムクローン

仮想的に2つ目のOS環境を用意する。データやアプリを完全に分離できる。

Androidシステムのユーザー分けと違って、Google的にも2つの別端末に見える。

アプリクローン

アプリデータが独立したアプリ環境をアプリごとに設定できる。ColorOS 14以降はかなり幅広いアプリで可能になった。

マルチアカウントのためだけでなく、ウェブブラウザの擬似的なマルチプロファイルなど使い分けにすごく便利。 別の言い方をすれば、Googleの支配の裏をかける。

プライバシー保護

アプリが連絡先やカレンダーなどの個人情報にアクセスしたときに空の情報を返す。 アクセス権で個人情報へのアクセス許可が必須なアプリを使いつつ、個人情報は渡さないことが可能。

個人情報へのアクセス権限があるアプリのみ設定可能。

アプリの権限

アプリに権限が設定できるだけじゃなく、権限からアプリを探せる。 大変便利。

クリップボードへのアクセス

Androidの権限管理にない、クリップボードへのアクセスの管理や、クリップボードアクセス時のアラートを設定可能。

特別なアプリへのアクセス

権限としての設定は存在するものの、Androidに備わっている権限管理にはない各種挙動へのアクセスが制御できる。 これで権限種別として設定されているすべての権限の許可/拒否を設定できる。

ネットワークアクセス

アプリ単位でWi-Fiとモバイルデータをそれぞれ個別に許可/拒否が設定できる。

プライバシーキーボード

キーボードへの外部からのアクセスやスクリーンショットもできず、何も履歴を残さないプライバシーキーボードが使える。 有効にしているとパスワードフォームにアクセスしたときに自動で使われる。 単純にレイアウトがパスワード入力向きになっているので使いやすいのもある。

天気アラーム

目覚まし時計などに設定できるサウンドに、今日の天気に連動した音楽を鳴らす機能がある。 地味に良い。

ORelax

様々なノイズを組み合わせて音を作るリラックスアプリ。 まじで神経が立って眠れないときとかにだいぶ活躍する。

ホームアプリ

設定可能な、というか置いておくことができる機能がめちゃくちゃ多くて使いやすい。 標準でも便利だし、カスタマイズすると手間がすごく減る感じ。

あと、横長の画像をホーム壁紙に設定した場合に、壁紙が現在のページに合わせて横に動くというのもおしゃれで素敵な機能。

ゲームアシスタント

性能(と電力と発熱)のバランス調整をはじめ専用の機能が色々使える。 画面録画にはタッチポイント表示もついてくる。

非常に大きな点として、ジェスチャーを無効にする機能があるので、ゲームのために普段から便利なジェスチャーを無効にする必要がない。

さらにタッチ感度調整やタッチ安定機能、誤タップ防止機能もある。

スマートサイドバー

どの画面にいてもスクリーンの特定部分から引っ張り出せるパレット。 よく使うアプリをホームに戻らなくても起動できるほか、機能も設定できるので素早くメモとりたいみたいな場合も便利。

文字認識

写真やスクショからOCRでテキストにできる。

認識率はめちゃくちゃ良くて、中国語のゲーム画面をカメラで撮ってもほぼ100%拾える。 そのままDeepLに貼れば翻訳できてとても便利。

連絡先

最近は連絡先がGoogleに保存するしかできないのが増えている中、今でも端末に保存できる貴重な連絡帳。

通話録音

通話を自動で録音する設定がある。また、録音条件も設定できる。

計算機

電卓機能だけど、任意のサイズでフローティングできるので画面を見ながら電卓を使うことがスマホ単体でできて便利。

さらに、「通貨」「長さ」「面積」「体積」「重量」「温度」「速度」「圧力」「電力」「番号システム」という単位変換機能までついてる。 (番号システムは基数変換とか)

カメラ

画質もやばいけどオートフォーカスがやばすぎる。カメラモンスター。

さらに強力すぎるAIフィルターやら、証明写真撮影モードとか、カメラの機能は本当にやばい。 カメラのAIはめっちゃかしこい。ただ、カメラは機種にもよる。

あと、カメラへのアクセスが存在するかどうかが通知に表示されてわかりやすい。

Deep Zen

指定した時間、スマホの利用がカメラと緊急通報以外なにもできなくなる。スマホ中毒者向け。

使わないけどすごいセキュリティ機能

  • 入金取引保護
  • 疑似基地局ブロック
  • 電源を切るときにパスワードを要求する
  • 認証情報ストレージ (証明書の管理)

なくなってしまった機能

AR測定

R17Proにだけ存在した機能。 カメラを使って長さや深さなどを測定できる。

すーごい便利だったので大変残念。

キッズスペース

アプリの制限や課金の制限といった、Digital Wellbeingにはない機能があったんだけど、なくなってしまった。