序
1TBクラスのSATA SSDが5台に達したので比較。
Models
ADATA SU630
諸悪の根源。
大きなシーケンシャルライトでは15MB/s程度まで速度低下する上、スタックする。 大きなデータはまともに書けないレベル。
RAIDにするにしてもとにかく足を引っ張ってくる。
ランダムライトに関してはSSDらしい速度を発揮する。
Samsung 860QVO
シーケンシャルライトでも50MB/s程度を維持できる。 全体的に速度は出ないが、スタックすることは少なく、データ保管用としては悪くない。
ただ、QLCだが価格としては特別安いわけでもなく、性能的に魅力があるわけでもないのでだいぶ微妙。
KIOXIA EXCERIA (SATA 2.5inch)
860QVO同様、シーケンシャルライトで50MB/s程度を維持できるが、ランダムアクセスが絡むとスタックしやすい。
SU630よりはマシとはいえ、いまいちな部類。 おすすめはし難い。
SanDisk SSD PLUS
シーケンシャルライトで120MB/s程度を維持できる。 かなり安定しており、最廉価の部類でもあるため、非常におすすめできる。
シーケンシャルライトの速度は120〜180MB/s程度。 これでもHDD並というあたり、大容量SSDにとってシーケンシャルライトはなかなか厳しい。
SanDisk SSD Ultra 3D
シーケンシャルライトで150MB/s程度を維持できる。 このように言うと大差ないように聞こえるが、全く詰まるすることなく150〜400MB/s程度で転送するため、転送時間はSSD PLUSの半分程度。
非常に優秀なSSDであり、シーケンシャルライトでもHDDよりやや高速。 SSD PLUSよりも1割ほど高いが、一度書いたら終わりのような使い方でないのであればこちらのほうがおすすめ。