Cinnamonでスクリーンショットキーを再マップする

2021-08-06

CinnamonはスクリーンショットツールとしてデフォルトでGnome Screenshotを使うが、どうも場合によってちゃんと撮影できない(真っ黒になる)という問題がある。 私の手元環境だと、Ryzen7 3700X + RX5700XTの構成に関しては現在もこの症状が続いている。

そのため、私はScrotにマッピングし直した。 Scrotはなかなか使いやすいスクリーンショットツールである。さすがに、わかりやすさ、使いやすさはGnome Screenshotが上ではあるが。

コマンド例。全体のスクリーンショット:

scrot '/home/foo/Pictures/Screenshots/%Y-%m-%d_desktop.$a.png'

アクティブウィンドウ。 -bをつけるとウィンドウボーダーを含む。

scrot -u '/home/foo/Pictures/Screenshots/%Y-%m-%d_window.$a.png'

領域選択:

scrot -s -f '/home/foo/Pictures/Screenshots/%Y-%m-%d_rect.$a.png'

スクリーンショットのショートカットキーを解除し、 これをカスタムコマンドとして登録すれば良いのだが、Alt+Printscreenだけはキー入力が効かない。

これは、SysRqにキーがとられているためで、一時的にSysRqを無効にすることで登録ができる。

sudo sysctl -w kernel.sysrq=0

スクリーンショットを撮るときはSysRqが有効な状態で問題ない。