一般にUSB Type-Cって「裏表がない」って言われるけど、そんなことはなくて、別に反転しても同じになるように配線しているわけではない。 そうじゃなくて、反転を検出する仕組みがあるというだけの話。
まぁ、私もそれくらい知ってたんだけど、「実用上は裏表を気にする必要がない」と思っていたのよ。 ところが、反転を検出するために必要なCC2の抵抗がない(規格違反の)チップがいるらしい。
で、私が使ってるM.2 SATA SSD用エンクロージャがね、なんか挿すとPOSTに失敗して起動できないという問題があったんだけど、 どうやらこの裏表問題らしい。反転させて挿してみたらちゃんと起動した。
Type-Cの裏表なんかわからんやろ……と思ったら意外とそうでもなかった。
まず、つなぎ目があるケーブルが結構ある。 この場合、コネクタでつなぎ目があるほうが裏。
また、USBロゴがあるケーブルは、USBロゴがあるほうが表。
なお、両端がType-Cのケーブルは、ケーブル自体に裏表があるわけではないので問題にならない。 Type-Aだと接続上表裏が発生するので、ねじると反転状態になる。