Ryzen5000シリーズ、デビュー

2020-11-07

Phoronixがかなり詳しくテストしていた。

様々なテストからざっくり言えば

  • シングルスレッド性能でIntelを圧倒。これは「ついに逆転」
  • これまでIntel有利とされてきたゲーム性能でも多くのタイトルでIntelを上回る
  • 実用的なタスクでは勝負にならないレベルでIntelを圧倒
  • ワットパフォーマンスは完全に圧倒
  • 軽いタスクではIntelに勝てないことがある
  • 性能向上はだいたい10%から20%程度。将棋ソフトでの向上が大きく42%にもなる
  • 5950Xはありとあらゆる面で間違いなく最強のCPU
  • ただし、Core i9 10900Kが勝つ場面がないわけではない。相当限定的ではあるが

めちゃくちゃな熱、電力と引き換えに性能を得た「ゲームキング」ことIntel Core i9 10900K, 10980XEが「短い最強だった」という状況になっている。

将棋ソフトのようにスレッド数によってリニアに処理性能が上がる処理でなければ、多くの『普通のタスク」で5950Xは3990X以上の性能を発揮してくれるだろう。

従来のZen2のマイナーチェンジ程度の+α要素かと思いきや、「順当に20%増」で、なおかつこれがコア数増などではなくIPC向上によってもたらされているので、実用的タスクで猛烈な性能を発揮するようだ。

5950X欲しくなってしまったな。 3700Xを置き換えることもできるけど、せっかくだからRadeon RX6900XTも載せて、X570にしてハイエンドSSDを載せたいから、新造かな。

まぁ、3700Xになにも不満ないんだけど。めっちゃケース気に入ってるし。