AMDからRyzen5000と共にチラ見せされ、RTX3080を上回るとされて「これは期待できるぞ!」となったRadeon6000シリーズ。
その内容が明らかになった。ポイントは。
- ラインナップは6700XT, 6800XT, 6900XT
- それぞれRTX3070, 3080, 3090相当の性能
- 従来のナンバーは5500XT, 5600XT, 5700, 5700XT
- 5600XTが2060並、5700XTが2070並
- この上に少数販売されたRadeon VIIがあった。これがRTX2080並
- いずれも性能的には少し及ばない程度であった
- ハイエンドの2080Ti、特別な高性能のTitan RTX相当品はない
- Nvidiaの現行ラインナップが3070/3080/3090で、それに相当するラインナップとなり、「ゲーマー的に最高のビデオカードはAMDにはない」状況が解消された
- 「ようやくNvidiaのラインナップに伍するものが出てきた」であり、Ryzenみたいに圧倒する話ではない
- 「ワッパはRadeonのほうが上」と主張している
- RTX3080が699ドル、6800XTが649ドルで少し安い
- RTX3090は1499ドルと非常に高価なので、6900XTの999ドルは強烈
- 単純に言えば、AMDが好きな人でなければRadeonを選ぶ動機は依然として弱い
- ハイエンドビデオカードが欲しいハードゲーマー的には、6900XTのコスパの良さは「Nvidiaが欲しいけどAMD買ってみよう」となる動機になるかも
- これで市場がAMDに傾くかどうかは未知数