Radeon6000シリーズ、プレビュー

2020-11-07

AMDからRyzen5000と共にチラ見せされ、RTX3080を上回るとされて「これは期待できるぞ!」となったRadeon6000シリーズ。

その内容が明らかになった。ポイントは。

  • ラインナップは6700XT, 6800XT, 6900XT
  • それぞれRTX3070, 3080, 3090相当の性能
  • 従来のナンバーは5500XT, 5600XT, 5700, 5700XT
  • 5600XTが2060並、5700XTが2070並
  • この上に少数販売されたRadeon VIIがあった。これがRTX2080並
  • いずれも性能的には少し及ばない程度であった
  • ハイエンドの2080Ti、特別な高性能のTitan RTX相当品はない
  • Nvidiaの現行ラインナップが3070/3080/3090で、それに相当するラインナップとなり、「ゲーマー的に最高のビデオカードはAMDにはない」状況が解消された
  • 「ようやくNvidiaのラインナップに伍するものが出てきた」であり、Ryzenみたいに圧倒する話ではない
  • 「ワッパはRadeonのほうが上」と主張している
  • RTX3080が699ドル、6800XTが649ドルで少し安い
  • RTX3090は1499ドルと非常に高価なので、6900XTの999ドルは強烈
  • 単純に言えば、AMDが好きな人でなければRadeonを選ぶ動機は依然として弱い
  • ハイエンドビデオカードが欲しいハードゲーマー的には、6900XTのコスパの良さは「Nvidiaが欲しいけどAMD買ってみよう」となる動機になるかも
  • これで市場がAMDに傾くかどうかは未知数